公共施設や商業施設などの内装下地組みおよび化粧ボード貼りを行う内装仕上げ作業です。最終の仕上げ作業ですので、出来上がりの良し悪しが表に出るため、卓越した技術と細心の注意が求められます。
内装工事のプロ集団として御要望にお応えすべく確かな技術で果たしていきます。
業務内容
軽鉄工事
ボード工事(PB工事)
GL工事
化粧板工事
システム天井工事
耐震天井工事
グラスウール工事
点検口開口工事
スパンドレル工事
ルーバー工事
金物工事
ガラスクロス工事
その他
軽鉄工事(LGS工事)
軽天工事・軽鉄工事・LGS工事 3つ共、同じ工事のことを指します。
軽鉄下地工事のメリットは、厚みが0.5mmほどしかなく、木材に比べるとかなり軽量で、建物への負担も少なくすみます。また、安定した素材を使うため、木材のように温度や湿気の変動でひび割れが発生したり、腐ったりといったデメリットを防ぎます。加工性が高く、曲げ加工も自在な所です。木工事と比べて材料費も安く、材料加工などの手間も軽減することで、作業スピードも大幅にアップします。また、鉄は不燃材料の為、耐火性や湿気にも優れており、リサイクルすることで地球環境にも貢献する材料です。
今では店舗やビル、商業施設をはじめ店舗や病院などの内装工事においては主流です。
ボード工事(PB工事)
ボード仕上げ工事とは、軽鉄下地工事で組んだ天井や壁の骨組みに、石膏ボード(プラスターボード)などをビス留めして天井や壁を造作する工事です。おもに内装で天井・壁のクロスや塗装の前工程作業で下地となるもので非常に重要です。プラスターボードには「耐火性」「遮音性」「断熱性」に優れ耐アレルギー性能にも優れています。内装工事のなかでも取り扱う製品や工法が多く、常に進化が求められる職種です。
GL工事
GL工事とはボード工事の一種で、コンクリートの表面に石膏ボードを貼りつける工事です。
貼り付けには、「GLボンド」と呼ばれる石膏で作られたダンゴ状の接着材を使用し、圧力をかけながら壁とボードを貼りつけることで強い接着力を発揮します。一般的に、ボードは軽量鉄骨で作った骨組みの上に貼りますが、GL工事の場合はコンクリートに直接貼りつけるため、お部屋の空間を広く取りたい時などに役立ちます。また、接着面に凹凸がある場合でも下地の調整を行なうことなく施工できるため、比較的低コストかつ短期間で施工できるというのも大きなメリットです。その分技術やスキルが求められる工法です。
化粧板工事
化粧板とは、合板の表面を化粧紙や塗装などで覆った建築材料のことをいいます。主に内装や家具などに用いられ、化粧合板と呼ぶこともあります。化粧板には大きく分けて、天然木化粧合板と特殊加工化粧合板の2種類があります。天然木化粧合板とは、その名の通り天然の木を薄く切りだしてベニヤなどのように合板にしたもので、天然由来の独特な雰囲気を醸し出すことができます。一方、特殊加工化粧合板とは、木目を印刷したプラスチックを合板の上に貼り付けたもので、耐水性に優れています。
システム天井工事
一般的な従来型の天井は、下地にボードを貼り、設備機器は後から切り込みセットする方式であるのに対して、システム天井は、天井面の格子状や線状に組んだ骨組みにボードや設備器具をはめ込みセットする方式です。機能性や適応性が高いことが特徴としてあげられ、主にオフィスなどの用途で採用されます。ボードや設備器具は、はめ込み式のため、保守点検の簡便さなどのメリットも生み出します。
耐震天井工事
耐震天井とは、地震で壊れにくい天井のことです。
クリップなどの部材の強度を高め、ブレース(斜め補強材、振れ止め)を設置し、さらに、壁との間に適切なクリアランス(隙間)を設けることで壊れにくい構造になっています。
グラスウール工事
グラスウールは施工に精度が必要です。安いコストで高い断熱性をもつことから、建築物断熱材として幅広く使われています。しかし特徴をよく知らなければ、施工ミスでせっかくの性能が発揮できず、寒さや暑さが防ぎきれないこともあります。グラスウールはすきまなく詰め込む施工技術が必要です。押し込みすぎたり、柱や壁との間にすきまができてしまったりすると、そのぶん断熱性能は下がります。ただしグラスウールは柔軟性のある素材のため、枠に合わせてぴったり施工されていれば、地震の揺れや経年によって家に多少歪みが生じても、すきまが生じにくいです。
グラスウールは、断熱性が高い無機繊維系の断熱材で、コストパフォーマンスもとても優れています。また燃えにくく経年劣化もあまりなく、体にも優しい素材です。環境にやさしく吸音性・断熱性・不燃性・耐久性・安全性と多くの面に大変優れた材料で、建築や産業業界にて広く使用されております。
点検口開口工事
点検口は、建物の維持・管理において、とても重要な部分。点検口は非常に狭く、人ひとりがやっと出入りできるぐらいの広さしかありませんが、いつでも点検できるよう、きちんと点検口が設置されている建物は、長期的なメンテナンスを行うことができる建物だと言えます。
スパンドレル工事
スパンドレルとは留付けビスが隠れるように成形された金属化粧板のことです。
駅舎や空港、共同住宅やビルなどの天井材として、多くの建物で使用されています。ビル建築の天井や壁材として室内だけでなく、外部にも幅広くご活用いただける建材として意匠性および機能性にも優れており、あらゆるニーズにお応えします。材質はアルミや塗装鋼板、ガルバリウムと亜鉛メッキをベースにしたカラー鋼板などでできており、耐久性に優れ、塗装面の劣化が少ないので、「お手入れを少なくしたい」、「長持ちするようにしたい」などのご希望をかなえることができます。また、耐久性が高く、塗装面の劣化が少ないといった特徴を持ち、カラーバリエーションが豊富であったり、連続はめ込み式で施工を行なうため、線形美に優れきれいに仕上がるなどの利点があります。
ルーバー工事
ルーバーとは、羽根状の細長い板(羽板)をブラインドのように平行に組んだものです。主に室外側に取り付けられ、通気・日照・視界などを調整する役割を持ちます。一般的には平行の羽板が多いのですが、使用箇所により縦列のものもあります。ルーバーの用途は幅広く、防音機能を備えたものもあり、屋外の機械設備の防音対策として利用されることもあります。また、近年ではデザイン性に優れたもが増えており、戸建住宅のフェンスに利用されたり、ビルやマンションのデザインを意識した外装アクセントとして採用されたりしています。
ガラスクロス工事
ガラスクロス額縁貼りグラスウールとは、内装仕上材として使用される吸音材の中でも、昔から数多くの現場で施工されており、高い性能と多くの実績を兼ね備えいます。ライブハウスや録音スタジオなどの音響調整に効果を発揮したり、工場や機械室などの騒音対策として大変人気のある商品です。さらにお部屋での楽器練習や宅録などの目的で使用されるケースも多いです。
作業機械や工場などの騒音対策から、ホールや音響設備の吸音対策にまで効果を発揮します。
その他
内装金物工事/クロス・クッションフロア・タイルカーペット塩ビタイル等壁装材、床材各種施工各種ボード貼り工事 / X線室工事 /耐火被覆工事 / 断熱工事 / 各種内装仕上げ工事 / 耐震・耐火・防音工事 / 遮熱工事 / クロス工事/ダイノックシート・フィルム工事